※単品での販売は行っておりません。単品でのご購入は「やっぱぁ~岡垣」様にてお願いいたします。
芦屋町で江戸時代から代々続く農家の安高吉明さんのほうれん草は、「ふくおかエコ農産物」認証を受け、環境との調和を目指した栽培方法で栽培されています。特に冬場のほうれん草は、無農薬ですので安心して召し上がっていいただけます。
毎朝、出荷に適した頃合いの株を一株ずつ手作業で収穫し、洗浄し、整えて出荷しています。腰に負担のかかる作業ですが、パートの皆さんにお手伝い頂きながら、頑張っています。
今年2月には、気温が零度を下回ったため葉が凍ってしまい、出荷できない株がたくさんでてしまいました。特にほうれんそうは雨に弱く、根が腐りやすいため、様々な気候の影響を受けやすく、毎年生産量の2割ほどは出荷できないそうです。
そのため、収穫時期の3月~5月、10月~12月と途切れることなく出荷できるように、場所を移しながら、出荷量を見越して少し大目に生産しています。特に最近は気候の変化が激しいので、生育状況をよく見ながら、日々調整をしています。
安高さんは、梅干しやシソジュースに使う赤しその生産に最も力を入れられています。1月から種をまき始め、5月の終わり~7月の中旬に出荷します。最近では全国から注文がどんどん増えているそうです。5月には畑一面に赤しそが広がり、6月が最も忙しい時期だそうです。
ほかにも、年間を通じて、小松菜、水菜といった葉物、そして人参、特におせち料理に使われる色鮮やかな金時人参を作られています。
それと、お米。無農薬にこだわって15年以上生産されています。
安高さんの好きなほうれん草の料理は、やっぱり、「おひたし」だそうです。かつおぶしをのせて、醤油をさっとかけたほうれんそうのおひたしは、最高ですよね。^^
芦屋の小学校では、給食に使われる地域の方々の育てた食材が放送で紹介されるそうで、小学生に「安高さんの野菜はとってもおいしかったよ」と言われたときには、涙が出るほどうれしかったそうです。
買ってもらえる方の顔が見えると、やっぱりしっかりものを作りたいと思われるということで、できるだけ地域の方々に食べて頂きたい、と言っていただきました。
娘婿さんが農業を継いでくれたということで、これからも美味しい野菜をたくさん作っていただきたいですね。
毎月更新の「農園だより」が楽しい「あたか農園」のHP
http://atakanouen.a.la9.jp/