














※単品での販売は行っておりません。単品でのご購入は「やっぱぁ~岡垣」様にてお願いいたします。
90歳を超えてもまだまだお元気なおばあちゃんや、地域のみなさんに教わりながら、野菜、お米、山菜、たけのこ、しいたけ、かんきつ類と年間を通じて100品目以上を栽培されている、上畑の神谷 瞳さん。
おばあちゃんは毎日のやることがすべて頭に入っているので、今でもおばあちゃんが細かく進め方を伝え、その通りに瞳さんが動いているそうです。知恵を授けるおばあちゃんとそれを引き継ぐ瞳さんの、お互いが信頼しあっている様子が感じられます。
旦那さんが定年されるまでに、瞳さんが仕事を全部飲み込んで、お二人で引き継いでいくための、橋渡しの状態とおっしゃってはいますが、「農家を極める」「何でもできる女になる」と、瞳さんの想いは熱いです。
トラクター、キャリー、モノレール、草刈り機と、女だからできないというのは嫌だから、全部教えてもらいながら、なんでも自分でできるようにしているそうです。
朝収穫した野菜をすべて手作業で洗い、1日3回も出荷されているので、毎日休みなく忙しく、ゆっくりテレビを見る時間はとったことはないとか。それでも、明るく元気な瞳さんは充実された日々を過ごされているのがうかがえます。
今はわらびの最盛期。山の急斜面に芽の出たわらびを収穫しています。それと夏野菜に向けての土づくりや種まきを進めています。連作を避けるために畑の図面に毎年の栽培計画を作られています。
お忙しい中、子ども達を集めて、野菜を収穫し、つばねて(傷んだ葉をとって整える)、洗って、袋詰めして、朝「やっぱぁ~岡垣」さんに出荷して値札をはり、実際に販売する、そして、お母さんたちが購入されて晩御飯で食べる、までを夏休みの自由研究としてされたとか。まさに「生きる力」の学びですね。
ご自身でも、積極的に新しいことを学ばれていて、イノシシなどの鳥獣被害対策など、猟友会の方からも教えてもらっているそうです。
豊かな自然と向き合いながら、活き活きと過ごされる瞳さん、その自然体なライフスタイルには、昔ながらの営みの中に未来につながる新しさが感じられました。^^