若手農業家グループのALL SEASONさん。皆さんそれぞれに農業への想い、地域への想いを胸に、本業とは別に兼業という形で、平日の夕方、週末に土に触れています。
今の若い人にとって、大変な仕事だと思われがちな農業を、かっこいい仕事と知ってもらうために、子ども達とって、農業を身近に感じてもらい、食べることの尊さを伝えるために、SNSでの発信や食育の機会を提供されています。
以前レストランにお勤めの時は畑をされ、仕事がら農家の方との接点も多く、農業への関心が強かった才藤 健太さんと、ご実家が農家の高野 健太さんが飲みの席で意気投合。岡垣町出身の幼馴染みの山下 真さん、金子 達也さんの4名でスタートし、元TV局の若松 一郎さんも加えた5名となりました。
農業は面白い、やれるだけやってみようと、2018年にスタートして4年目になります。スタート当初周囲からは、できるわけないと、相手もにされず、応援もされず、勝手にやればと、自然な流れで始まったとか ^^
まだまだ勉強中ということで、近所の農家さんやおじいさんおばあさんに教えていただきながら、試行錯誤を繰り返し、米、野菜を生産されています。
なので、失敗の数は数え切れず^^ 200株のトマトが病気で一気にパーになったり、軽トラを田んぼに落としたり^^
前の年にできたから、今年も同じようにできるというわけではなく、連作や土壌の状態、病害虫、天候の影響など、学ぶことは多く、一つ一つ奥が深いです。日々おばあちゃんに怒られながらも、できるだけ薬を使わない、昔ながらの方法で、安心して食べられる農業を目指して奮闘しています。
失敗してもそこから学べる、軽トラを田んぼに落としても、SNSのネタになる、と明るく前向きに挑戦するパワーが素晴らしいですね。
失敗だけじゃなく、夏野菜が驚異的な収穫量だったり、自分たちの考えに賛同して、野菜を置いてくれるレストランやカフェ、直売所など、繋がりが増えたことは、何よりも大きな収穫。
自分たちの想いをお客様に伝えてくれる方々を中心に生産品をお届けし、採れたての新鮮な野菜を美味しく食べてもらえることが、何よりの喜びということです。
子ども達に土に触ってもらい、土に慣れてもらい、農業の大切さ、自分たちの育てた野菜の美味しさを知ってほしい。田植え、稲刈り、精米と成長する過程を知ってほしい。それを子ども達に伝えるのが、自分たちの使命。と、食育に力を入れられています。
実際に、子どもが苦手だった野菜を食べられるようになったり、作った料理の写真を送ってくれたりと、嬉しい報告を頂くことも。
今の自分たちは勉強段階、まずはしっかり野菜を作れるようになるというALL SEASONさん、将来は生産だけでなく、加工、販売と6次産業にも挑戦してゆきたいと、夢に向かって挑戦し続けています。
福岡県岡垣町若手農業家🌱ALL SEASON®︎🌱
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https://www.instagram.com/all.season.since2018/?hl=ja
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