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ブドウ 鞍手町岡松農園 岡松さん

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※このページは、岡垣町の子ども達が生産者さんを取材して作った原稿・写真を元に編集しています。 ※単品での販売は行っておりません。単品でのご購入は「やっぱぁ~岡垣」様にてお願いいたします。 鞍手町で三代続くブドウ農家の岡松さんは、巨峰をはじめ、シャインマスカットクイーンニーナなど、9種類のブドウを、温室ハウス、常温ハウス、露地栽培と1.3ヘクタールのブドウ園で育てています。 冬に剪定した枝から伸びる新しい枝に実がなるので、伸びた枝が重なり合わず、お日様をいっぱい浴びるように、棚に誘引してゆきます。花が咲いたら、形を整えるために花を摘花、実がなったら大きく育つように摘果、実が大きくなったらまた摘果、そして袋掛けと、機械ではできない大変手間のかかる手作業を、毎日丁寧に繰り返しています。 人間も美味しいものを食べた方が頑張れる。植物もいい肥料を食べた方が頑張ってくれる。化学肥料だと元気になるのは一時的、長く元気に育ってもらいたいので、有機物をまぜたたい肥などのこだわりの肥料を使っています。 袋掛けに使う袋は、ブドウの品種によって色や紙の厚みが違います。ブドウにあてる太陽の光の量を袋の種類で調整してるんです。緑鮮やかなシャインマスカットは、本当は黄色い方が太陽をたくさん浴びているので美味しいそうです。袋掛けをすることで虫の被害や薬が実に着くのを防いでいます。 鞍手町で栽培しているのは、主に種ありの巨峰。種なしブドウが多く出回っていますが、種なしの品種というのは無く、薬を使って種ができないようにしているんです。なので、種ありの方が本当はとってもおいしい。最近は種ありの巨峰の方が珍しくなってきて、問合せも増えているとか。 昭和35年ごろ岡松さんのおじいさんのグループが始めました。鞍手町は霜があまり降らず、ブドウの栽培に適していて、福岡で最も古い産地の一つです。岡松さんは、20歳のころから栽培を引き継ぎ、今年で27年目。先輩農家さんからは、まだまだこれからだね、なんて言われてるそうです^^ かつて100軒ほどあった鞍手町のブドウ農家さんも、今では50軒弱。辞めていく農家さんも多く同世代では5ー6人だとか。山梨や長野のブドウは、色が濃くて見た目は良いが、味は負けてない。 鞍手のブドウをもっとたくさんの人に知っていただき、美味しく食べて頂きたい、岡松さんはそう思っています。そしてそのために、アイスクリームやフルーツサンド、ブドウサイダーなど、加工品の製造にもチャレンジしています。 果汁たっぷりの一粒のブドウに、1年間手間ひま掛けて育てた岡松さんの想いが、ギュッと詰まっています。

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